巻物

気どりながら吠える友人と季節はずれの雪

冷蔵庫に入れた天ぷらとアイマスク

「シュウマイ」のことを特別に感じている人って、どれくらいいるのかな。昔の体験や偏見とかが、「フライドポテト」が現してることとゴッチャになることって、あると思うんだよね。

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ノリノリで泳ぐあの人とよく冷えたビール

太宰治の人間失格を全部読み終わって、主役の葉ちゃんの感情も共有できるな〜考えた。
主役の葉ちゃんは人だったら誰だって抱えている部分を、大いに抱えている。
それを、内側に積み重ねないでアルコールだったり女だったりで、解消する。
クライマックスで、居酒屋のマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
ここで初めて、主役の葉ちゃんは不器用なんだろうなと、必ず気の毒になってしまう。

息もつかさず体操する母さんと霧
昔の頃、株に興味をいだいていて、購入したいとおもったことがあるのだけれども、たいしたお金ももっていないので、購入できる銘柄は限られていたから、ほとんど魅力的ではなかった。
デイトレードにも好奇心があったけれど、汗水たらして稼いでためた貯金が簡単に消えるのが嫌で、買えなかった。
楽天証券に口座は開設して、お金も入れて、パソコンのボタンを押すだけで買えるように準備までしたけれど、怖くて買うことが出来なかった。
一生懸命、働いて稼いでためたお金だから、稼いでいる人たちから見たら少額でも無くなるのは恐怖だ。
けれど一回くらいは買ってみたい。

天気の良い仏滅の夕暮れに友人と

社内で親しくなった女性がいる。
少し変わった女性で、トークの内容がいつも面白かった。
おまけに彼女は資格大好きだということ。
保育士の資格、クレーン免許、小型船舶の免許。
観光英語検定1級、総合旅行業務取扱主任者、そして、元CAさん。
公認会計士も受かったと言っていたような・・・。
さすがにこのことを友達に話したら、君の勘違いだと思う、など言われたけれど。
彼女は、父親と同い年の専務と結婚し寿退社していった。

前のめりで走るあの人と観光地
晩酌などの酒のおつまみには、カロリーが低く健康に良い物を!と思っている。
ロングヒットなお気に入りだったのは、焼き葱。
その前はサバ。
それにも飽きて、近頃は、ウナギだけれど、少々高めなのでそれも辞めた。
そして、新メニューを考え出した。
お店で100円しないくらいのエリンギ。
小さく切って、オリーブオイルで炒めて、みりんと醤油を適量使用し味を調えたもの。
じゅうぶん価格は低いし、カロリーも低い気がしませんか。

凍えそうな金曜の深夜はカクテルを

友人が、アパートのベランダにて、ミニトマトを育てている。
実がなったらトマトケチャップを作りたいそうだ。
育てているとは言うものの、マメに水を与えないし、すぐそばでたばこをふかすので、ミニトマトの生活環境はあまり良くない。
1日、水を与えていないと言う場合の、その見た目は、緑色の葉が垂れ下がっていて、なんとなくしゅんとしている様子にそっくりだ。
申し訳ない気分だったので、水を多くあげると、次のお昼くらいには元気に復活していた。

どんよりした休日の夜明けは外へ
東京都で江戸の頃より華やいでいる町が、台東区の浅草。
その中で歴史のある仏様が浅草の観音様だ。
ついここ最近、浅草寺へご参拝に行った。
ごく稀に向かう都内浅草参り。
また、自分で実際に直視し分かったのは、日本人以外の観光客が多いこと。
色々な国から旅行客の集まってくる浅草、以前よりどのように見ても多くなっている。
そもそも、世界一背の高い電波塔、スカイツリー完成の影響もあると考えられる。
近隣の諸国からは、新東京国際空港のハブ化で便利になったという事で、プラスして、ヨーロッパ諸国や欧米からは、着物や和装小物に憧れを抱いて来ている観光客が多いと思う。
ともあれ、この先の未来も多くの外国人観光客が、やってくるということを予想させられた。
この国の良さをみつけぜひ楽しんで心に残る思い出にしてほしい。
私はというと、仲見世通りをじゅうぶん散策することができた。
お土産として名物の人形焼と、雷おこしなどをたくさん買って、櫛やかんざしも観賞させてもらった。
宝蔵門を抜けると、豪華絢爛な浅草寺本堂が見えてきた。
この瓦屋根は雨に濡れてもさびにくいチタンを使用し、改修工事を行ったそう。
本堂の秘仏の観音様に日々の健康に感謝ししっかりご参拝してきた。
今の努力が、必ず成就しますように。

気どりながら熱弁する兄弟とアスファルトの匂い

湾の近くに自分たちは、暮らしているので、地震の際の津波を父が懸念している。
特に東北大震災後は、どれくらい海から離れているのかとか海抜が高い場所は手近にあるのかとか質問する。
妻と自分も不安だけど、しかし、面倒なく金額的にいける賃貸も見つかるわけではない。
だけれど、確かに大津波がくるとなってしまった折に避難するコースを確定していないといけないとそう思うですが、海沿いしか近くに道がないので、しっかり想定してみたら怖いとわかった。

騒がしく自転車をこぐ彼女と季節はずれの雪
読書をすることは域外の一つだけど全ての本に関して好きなはずはない。
江國香織さんの文章にとても惹かれる
もう何年も同じ作品を読み続けているほどだ。
主人公の梨果は、8年を共にした恋人の健吾と別れてしまうが、その引き金の華子とルームシェアするようになるというとても奇妙な話だ。
ラストは衝撃的で大胆な形だが最後まで読んだうえで振り返ると「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」と思わされる。
とにかく江國香織は言葉の選び方や登場させる音楽、物など、魅力的。
ミリンダが出てくるとミリンダが飲みたくなるように書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出れば同じようにCDをかけてしまう。
ワードチョイスの方法が得意なのだ。
おまけに、悲しい美しさだと思った…という文章がどこから飛び出してくるのだろう。
物の表現の仕方に引き込まれ、夜遅くに何度も同じ江國香織の本を読んでしまう。
お気に入りの小説との夜更けの時間が夜更かしの発端なんだと思う。

寒い休日の深夜はお酒を

友人の知佳子の彼氏であるSさんが経営する会社で、いつも和歌山の工場で作った梅干しをお願いしている。
飲むと電話をかけてくるSさんの後輩でアルEくんは、ほとんどトークがかみ合わない。
素面のときのE君、相当な人見知りが激しいようで、そこまでたくさん話してくれない。
なので、一回もEくんと満足いくくらい話をしたことがない。

具合悪そうに叫ぶ兄さんと枯れた森
少年は大変お腹が空いていた。
あと数日で夏休みという頃、小学校から歩いて帰っていた。
セミがもう騒がしく鳴いていて、陽の光は強く、夕方なのにいまだ陽は高かった。
少年は汗をかきつつ一人で歩いていた。
友達と一緒に下校することも多いが、今日は大変ひもじかったので、早く帰宅して何かを食べたかった。
少年が食べようと思っているのは、昨晩のカレーの残り。
昨夜のカレーは、まだ鍋に半分くらい残っていた気がする。
ご飯だっておそらく、余りが冷蔵庫にあったはず。
少年は早くカレーを食べようと、足早に家へ向かった。
すると体中に、汗が一段と流れてきた。

手裏剣


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